自分のツイートや、フォロワーのツイート、あの有名人のあの発言っていつ頃のツイートだったっけ?と思った時に、過去のツイートを見たいと思ったことはありませんか? そんな時に便利なサービスや、ご自身の「全ツイート履歴」を取得する方法など、厳選した4つの方法についてご紹介いたします。
そもそも公式アプリやサイトでは?
有名人やフォロワーのツイートであれば、ユーザ名もツイート内容も分かっているのですが、タイムラインからそのツイートを探索する作業は、スクロールを何度も繰り返さなければならず、、、非常に面倒だったりまします。
1.「twilog」を使って、自分のツイートも、他人のツイートも簡単に検索
最新100件分のみのツイートにはなりますが、このサービスが最も手軽に、過去ツイートを検索できます。
ただし、他人のツイートを見たい場合でも、最新100件分までは、すぐに見ることができます。スマホ対応もされて、より手軽に検索することができるようになりました。※以下は、iPhoneアプリの画面ですが、Androidも、ウェブも基本操作は同じです。
1.調べたいユーザのユーザ名(例:アプリ部/@appbu_jpの場合、appbu_jpの方です)を覚えておきます。
2.twilogに移動します。中段の水色の背景色部分に ”とりあえず使ってみたい” という文字があり、近くに入力するフォームがありますので、
3.そこに、調べたいユーザのユーザ名を入力して、「GO」を押します。
4.最新100件分のツイートがすぐにでてきました。簡単ですね。
5.右上のメニューアイコンをタップして、「ツイート検索」に探したいワードを入力すると、
6.該当のツイートが絞り込まれて表示されます。早いし、便利♪
最新100件分のツイートでお探しの場合は、このサービスが一番便利で、おススメです♪
2.Twitter公式アプリ(サイト)から、期間を指定して検索
昔はTwitter公式アプリ(サイト)でも、およそ1週間前ぐらいのツイートまでしか検索できませんでしたが、現在は、過去ツイートも検索できるようになっているのはご存知でしょうか?
ただ、2点まだ弱点があります。
- ユーザ指定、期間指定して検索するには、検索窓に沢山の文字を入力する必要がある。
- すべてのツイートが結果に表示されるわけではない。(Twitter側で、”最適な”結果、影響力の高いツイートや、写真付きツイートなど、を判別して、結果を表示している)
なので、パソコンからは入力がしやすいですが、モバイルでは、なかなか面倒だったりもします。
ちなみに、
- ユーザ名を指定するには
- from:ユーザ名(例:from:appbu_jp)
- 期間を指定するには
- since:2016-08-01(2016年8月1日以降という意味)
- until:2016-08-31(2016年8月31日までという意味)
という方法で、絞込み検索が行えます。
例えば、「from:55_kumamon since:2016-08-01 until:2016-08-31」で検索すると、「くまモンの、2016年8月1日以降、2016年8月31日まで」のツイートの検索結果になります。
左:話題のツイート 右:最新のツイート
話題ツイート(トップツイート)、最新ツイート(すべてのツイート)で、表示結果が変わりますが、すべてのツイートでも、Twitterが”最適な”結果としているものが表示されますので、特に個人の活発でないツイート等は、結果として表示されないこともあります。逆に、有名人のツイートとなると反響も大きいので、結構表示されるのではないでしょうか?
ただ、どう考えても、モバイルで、この文字列を入力するのは面倒なので、簡単検索くんツールを作ってみました。ユーザー名と、期間を入力して、ボタンをおすと、文字列が表示されるので、後はコピーして、公式アプリの検索窓に貼り付けるだけです。※ver1.1にアップデート:直接アプリの検索結果画面を開くボタンを追加しました。
モバイル検索用「簡単検索くんツール ver1.1」
3.自分の過去のすべてのツイートを見たい場合は、「全ツイート履歴」
自分の過去のすべてのツイートを見たい場合は、Twitter公式の「全ツイート履歴」という機能が便利です。パソコンから利用することができます。
1.右上の「プロフィール画像」をクリックし、「設定とプライバシー」をクリック。
2.「ユーザ情報」ページ下部にある「全ツイート履歴をリクエストする」ボタンをクリックします。
3.”リクエストを受け付けました”。というダイアログが表示され、ダウンロードの準備ができたら、メール宛に送るという内容が表示されます。
4.それではメールをチェックしてみましょう。”準備ができました”というメールが届いていました。「ダウンロードする」ボタンをクリックします。
5.「全ツイート履歴」のページが開きます。「ダウンロード」をクリックします。
6.ダウンロードしたzipファイルを解凍して、「index.html」というファイルを開きます。
7.すると、このようなページが開き、「全ツイート履歴」を確認することができます。
8.また先ほど解凍したフォルダの中にあった「tweets.csv」ファイルも「全ツイート履歴」を見ることができます。しかもエクセルで開くことができますので、検索するには非常に便利です。
※ただし、日本語だと文字化けすることもありますので、その場合は、メモ帳で一度開いて保存して読み込むか、「新規作成」>「空白のブック」>「データ」タブ>「テキストファイル」>「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選び、「元のファイル」から正しく表示される文字コード(UTF-8)を選んで、>「次へ」>「カンマ」にチェック >「次へ」>「完了」を押すと、文字化けせずに読み込むことができます。
以外に知らない機能ですが、過去の自分の投稿を振り返るには、非常に便利な機能です。
4. Twitterに保存されている自分のデータを見たい場合は、「Twitterデータ」
最後は、自分の過去のツイート履歴を含む、Twitterに保存されている自分のデータを見ることができる、「Twitterデータ」をご紹介いたします。ただし、機械が読み取り可能な形式のデータのため、パソコンに詳しい方やプログラミング経験者でないと、解読が困難だったりします。。。参考として、ご紹介いたします。
1. 「設定とプライバシー」の「アカウント」から、「Twitterデータ」をタップし、ナビゲーションに沿って、パスワード入力などを行い、データのリクエストを行います。データの準備にかなり時間がかかる場合があります。
2. 完了するとメールで通知がきますので、パソコンからデータをダウンロードします。
3. ダウンロードしたzipファイルを解凍して中身を確認してみましょう。いくつかのフォルダと、機械可読(JSON)形式のファイルが含まれています。自分の過去のツイートのほか、添付した写真や動画、ダイレクトメッセージ、プロフィール情報などなど、沢山のファイルがありますが、、、どのファイルも機械可読形式なので、解読が困難です。。。
4. その中でも、過去に添付した写真や動画ファイルは、そのまま見ることができますので、過去の自分の投稿を振り返るには便利かもしれません。
5. またツイートデータのファイルを、そのままエクセルにドラッグ&ドロップし、「区切り位置」や「フィルタ」を使って加工してあげると、「全ツイート履歴」で取得できるデータと同じような形で見ることもできます。
自分の過去のすべてのツイートを見たい場合は、3でご紹介した「全ツイート履歴」で十分かと思います。自分の過去のツイート履歴を含む、Twitterに保存されている自分のデータを網羅的に確認したいといった場合に、利用してみてもよいかもしれません。
老舗Twitter過去検索ツール「Topsy」を使う
その他の方法としては、老舗Twitter過去検索ツール「Topsy」を使う方法があります。過去記事「過去の全ツイートを検索できる!Twitter検索「TOPSY」の使い方」で使い方の詳細を記載していますので、参考にしてください。
ツイート内容や、ユーザ指定、期間指定、画像のみなど多種多様な検索が簡単にできるの点は、とても便利です。ただし、「2.Twitter公式検索」と同様、”すべてのツイート”が結果に表示されるわけではない点は考慮が必要です。ただし、2と同様、有名人のツイートとなると、影響力も大きいので、結果に表示されるのではないでしょうか?
ベッキーのはじめてのツイートも検索できますので、詳細な使い方は「過去の全ツイートを検索できる!Twitter検索「TOPSY」の使い方」を参考にしてください。
まとめ
以上、過去のツイートを見る方法を4つご紹介いたしましたが、一番簡易的に見る方法は、1.「twilog」を使用する方法がおススメです。ただし、最新100件分までしか閲覧できない場合がありますので、さらに昔のツイートを探索したい場合は、2.Twitter公式検索を利用する方法 で探索してみてください。また、自分の過去ツイートのみを探索したい場合は、3.「全ツイート履歴」が最も確実です。エクセルで開いて検索できますので、詳細に追いたい場合は、とても便利な機能です。4.「Twitterデータ」は本当に必要になった時だけでよいかもしれません。
あのフォロワーのあのツイートは?自分の昔のツイートは?そんな時に使える4つの方法をご紹介いたしました。是非、お試しください。