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2017年「公表データ」で見る主要SNSの利用者数と、年代別推移まとめ

 
2017年「公表データ」で見る主要SNSの利用者数と、年代別推移まとめ

国内の主要SNS(LINE、Facebook、Twitterほか)の利用者数や利用率については、複数の調査会社から、調査結果が報告されていますが、(比較していただくと分かりますが、)調査方法や、集計方法などで、若干、数字が変わってきます。そこで今回は、①SNSの利用者数は、各社が発表している数字(公表データ)②年代別推移については、総務省が2012年から継続的に実施している「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2017年7月発表)の数字を利用して、最新の動向をまとめてみました。

全体:SNSの利用率

はじめに、全体感を把握するために、総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」 (2017年7月発表)の調査結果報告書より、国内のSNSの利用率を見てみましょう。

総務省が、2012年から継続して実施しており、全国の13歳から69歳までの男女1,500人(実勢比例)を対象として、2016年11月に行われた調査結果です。

利用率で見ると、

  • LINEが、約70%
  • Facebookが、約30%強
  • Twitterが、約30%弱
  • Instagramが、約20%
  • YouTubeが、約70%(他の調査会社の結果も、このような突出したグラフになっています)

という結果になっています。

今回の調査では、各SNSについて「見る」か、「書き込む・投稿する」を回答する形式になっており、いずれか1つ以上行っている人を、利用者として、利用率が出されています。

一方、「書き込む・投稿する」と回答した人だけの(アクティブな人の)利用率を見ると、

このように、分かりやすくYouTubeが圧倒的に下がります。確かに感覚的にも分かりますよね。

  • LINEが、約45%
  • Facebookが、約15%
  • Twitterが、約13%
  • Instagramが、約10%
  • YouTubeが、約3%

という結果になっています。調査対象としては、mixiや、ニコニコ動画なども含まれておりましたが、それらに比べてもInstagramの数字は高い結果となっています。※参加する敷居が低いサービスと言えるかもしれません。

それでは、全体感を踏まえた上で、主要SNSの①利用者数、②年代別推移を見ていきましょう。

Facebook

国内

①利用者数

  • 2,800万人(2017年9月時点)

2,800万人は、2017年9月に行われたFacebookのイベント内で発表された数字です。(ソーシャルメディアラボ「国内MAU2,800万人突破!ミッション変更後のFacebook、日本における今後の展望」 )着実に利用者が増えているようです。

また、今後の利用者数の見込みについては、アメリカの統計調査会社から、下記のようなデータも出ています。(単位:百万)

Japan: number of Facebook users 2022 | Statistic

②年代別推移

こちらは、2016年4月に行われたFacebookのイベントですが、各セグメントの割合が図示されたものが発表されています。実数は非公開ということですが、30代、40代以上が占める割合が半分以上?というようにも見えます。

引用元:TechCrunch「Facebookの国内アクティブユーザーは2500万人、92%がモバイル利用——10代ユーザーの割合は少ない?」

そこで先ほどの総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の調査結果報告書の数字を見てみましょう。

20代、30代の箱の大きさが、先ほどの図と若干異なりますが、10代が少なく、30代、40代以上が半分以上という点は同じ結果になりました。最後に記載しますが、スマホの普及に伴い、50〜60代でもSNS利用者が増加しているのが、最近のSNS利用者の動向です。さらに、こちらも最後に記載しますが、10代、20代の利用率は低下しているという調査結果になっています。

海外

①利用者数

  • 20億人!(2017年6月時点)
  • 北米以外の利用者:約85%

こちらは、定期的に更新されるFacebookの会社情報ページ に掲載されている数字です。世界の人口が約70億人とすると、単純計算で、30%弱(3,4人に1人が、月間に1回以上Facebookを利用している!)という数字になります。※実際は、複数アカウント利用や、企業利用などがありますので、”利用している人”は、もう少し少な目になるかと思います。

ちなみに、世界全体で見ても、Facebookが圧倒的で、下記グラフは、世界の主要SNSの利用者数(単位:百万)ですが、Instagramや、Twitterの利用率などを見ても、冒頭で記載した国内の利用率とは、大きく状況が異なるのが分かります。

Global social media ranking 2017 | Statistic

下記グラフからも分かるように、現在も右肩上がりで利用者数が増加しています。

Facebook users worldwide 2017 | Statista

Twitter

国内

①利用者数

  • 4,000万人(2016年11月時点)

4,000万人は、2016年の11月にTwitter Japanの公式アカウントで発表された数字 です。2016年2月に行われたTwitterの記者発表会では、Twitter利用者の増加率は、世界各国の中で日本がトップだったということです。(The Huffington Post「Twitterが国内ユーザー数を初公表 「増加率は世界一」」

はじめにご紹介したFacebookも同様ですが、公表されている「月間アクティブユーザー数」を、(この記事内では、分かりやすく)「利用者数」と記載していますので、1人の人が複数アカウントでログインした場合は、すべてカウントされている数字になります。そのため、アンケート調査から推定される「利用者数」より、「月間アクティブユーザー数」の方が、多めになる傾向がありそうです。

②年代別推移

総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の報告書の数字になります。

先ほどのFacebookとは異なり、10代、20代の利用者が多いという結果になっています。また、先ほどのHuffington Post の記事によると、日本独自の取り組みとしてニュースコーナーを設けるなどして、「ツイートしなくても使える」という訴求を行ったことで、最近では、30~40代の利用者数も増加しているとのことです。

海外

①利用者数

  • 3億人(2016年6月時点)
  • 北米以外の利用者:約80%

こちらは、定期的に更新されるTwitterの会社情報ページ に掲載されている数字です。先ほどの、国内の利用者4,000万人という数字とあわせて見ると、Twitter利用者全体の約10%が、日本からの利用ということになります。

下記グラフの通り、全体の利用者数の増加ペースは、やや緩やかになっているようです。

Twitter: number of active users 2010-2017 | Statista

LINE

国内

①利用者数

  • 7,000万人(2017年7月時点)

7,000万人は、定期的に更新されるLINEの媒体資料 (2017年10月-2017年12月)に掲載されている数字です。アクティブ率(DAU)とは、LINEをインストールしている人が、1日に1回以上利用する率で、72%は、他のSNSと比べても、特に高い数字となっています。

下記グラフからも分かるように、着実に利用者数が増加しています。最後に記載しますが、最近では、50代、60代の利用者数が大きく増加しているようです。

LINE MAU in Japan 2017 | Statistic

②年代別推移

媒体資料に、LINEユーザーの属性が掲載されていましたので、引用させていただきます。比較しやすいように、これまでと同じ形式のグラフにしてみました。年代別に見ると、幅広い年齢層に利用されていることが分かります。

先ほどの総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の報告書の数字も見てみましょう。

若干、50代以上の利用率に違いがありますが、概ね、傾向は同じようです。調査会社や、調査方法、時期なども異なるので、一概に言えませんが、幅広い年齢層に利用されているということで間違いないでしょう。※媒体資料のデータは、大手調査会社によるインターネット調査の結果とのことです。

海外

①利用者数

  • 2億1,000万人(2017年7月時点)
  • 主要4カ国(日本、タイ、台湾、インドネシア)の利用者:1億7,000万人

こちらも、媒体資料に掲載されている数字です。日本、タイ、台湾、インドネシアの主要4か国で、全体の利用者の7割を占めています。

ただし、下記グラフの通り、国内の伸びに比べると、海外含めた全体の利用者数は、緩やかになっているようです。

number of monthly active users 2016 | Statistic

Instagram

国内

①利用者数

  • 1,600万人(2016年12月時点)

1,600万人は、はじめにご紹介したFacebookのイベント内でも発表された数字です。(ソーシャルメディアラボ「国内MAU2,800万人突破!ミッション変更後のFacebook、日本における今後の展望」 )特に、ここ数年、国内でも若い女性を中心に、利用者が急増しています。

②年代別推移

総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の報告書の数字になります。

ややTwitterと似たようなグラフで、20代、30代の利用者が多いという結果になっています。総務省の報告書によると、昨年度と比べて10〜30代の利用率が大きく伸びています。最近では、ファッション情報を検索するのに、「Google」ではなく、「Instagram」で検索する人が、増えてきているとのことです。

海外

①利用者数

  • 7億人(2017年4月時点)
  • 北米以外の利用者:約80%

こちらは、定期的に更新されるInstagramのメディアページ に掲載されている数字です。Twitterが約3億人なので、既に世界では、Instagramの方が利用者が多いんですね。

下記グラフからも分かるように、現在もかなりの右肩上がりで利用者数が増加しています。

Instagram: active users 2017 | Statista

その他のSNS

その他、世界で利用者数が多い上位のSNSについて、簡単にご紹介いたします。

WhatsApp

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LINEと同じような、メッセンジャーアプリです。南アフリカや、インド、中東など、幅広い地域で利用されており、Facebookに次ぐ利用者数を誇ります。2014年にFacebookが買収しています。

利用者数

  • 12億人

QQ / WeChat / QZone

QQ、WeChat、QZoneは、いずれも世界のIT企業の時価総額Top10に入る中国の会社「テンセント」グループのサービスになります。WeChat(※上のアプリアイコン)は、LINEと同じような、メッセンジャーアプリです。

利用者数

  • WeChat:9.4億人
  • QQ:8.6億人
  • QZone:6.3億人

SnapChat

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アメリカの10代を中心に人気の、写真、動画コミュニケーションサービスです。日本やアジア圏では、似たようなアプリとして「SNOW」があります。詳しくは「Snapchat(スナップチャット)の使い方 – 3分で分かるはじめてガイド」をご確認ください。

利用者数

  • 2.5億人

Linkedin

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アメリカでの利用者が多い、ビジネスに特化したSNSです。2016年に、Microsoftが買収することを発表しています。

利用者数

  • 1億人

国内の年代別、主要SNSの利用率推移

最後に、総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の報告書から、国内の年代別、主要SNS(LINE、Facebook、Twitter)の利用率の推移をご紹介いたします。

10代

20代

30代

40代

50代

60代

特徴的なのは、10代、20代は伸びが鈍化している中で、引き続きLINEの利用率が増加している点と、その中でも50~60代で大きく利用率が増加している点かと思います。また、このグラフには記載がありませんが、Instagramの利用率が、10〜30代中心に大きく伸びている点もあります。

まとめ

いかがだったでしょうか? 国内の主要SNSの利用者数(各社の公表データ)と、総務省の調査結果報告書から、年代別推移について、ご紹介いたしました。

国内では、より一層SNSの利用が浸透しており、最近では、50〜60代でも増加率が大きいようです。また、海外では、Facebook(ならびに、Facebook傘下のInstagramや、WhatsApp)の利用者が多く、以前右肩上がりで利用者数が増加しています。逆に、LINEは、国内の伸びに比べると、緩やかになっているようです。

SNSを活用したマーケティング施策の検討や、市場の動向調査などの際に、是非、参考にしていただければと思います。