「setlogを始めたいけど、検索すると『危険性』と出てきて不安……」という方へ。この記事では、setlogの安全性を、公式のプライバシーポリシーをもとにやさしく整理します。先に言ってしまうと、仕組みを理解して最初に設定を整えれば、過度に怖がる必要はありません。ただし知らずに使うと生じるリスクもあるので、そこを具体的に見ていきましょう。
仕組みはしっかりしている。気をつけたいのは「使い方」の方
setlogは招待された人だけが見られるクローズドなアプリで、写真や動画は暗号化して預かられ、運営会社でも中身を開けない仕組みです。 怖いのはアプリそのものより、「送る相手をまちがえる」「招待コードが広まる」「背景から場所がわかる」といった“使い方”の部分。ここは最初にちょっと整えるだけで、ぐっと安心して使えます(後半に設定をまとめます)。
新しいアプリが流行ると、「情報が漏れるのでは?」という心配の声も出てきます。今のところ、実際に大きな情報漏れが起きたという話は出ていません。とはいえ新しいサービスなので、次の章から「実際どうなっているのか」を、setlogが公開しているプライバシーポリシー と利用規約 (どちらもWebで翻訳して読めます)をもとに、やさしく見ていきましょう。
setlogはどこの会社のアプリ?
ニューヨークとソウルに拠点を置く「New Chat Inc.」という会社です。
2024年にできたばかりの企業で、韓国で先に広まったため「韓国発」と呼ばれています。「アメリカ?韓国?」と情報が分かれて見えるのは、両方に拠点があるためです。
気になる「データがどこに置かれているのか」も、公式のプライバシーポリシーに書かれています。ざっくり言うと、名前(ユーザー名)はアメリカのサーバーに、写真や動画は韓国のサーバーに、暗号化された状態で預けられています。 運営元やデータの扱いをもっと正確に知りたい方は、最新のプライバシーポリシーを確認してみてください。
写真や動画は、運営会社に見られてしまう?
見られません。写真・動画・メッセージは「エンドツーエンド暗号化」で預かられ、運営会社でも中身を開けない仕組みだと公式に説明されています。
エンドツーエンド暗号化とは、送った本人と受け取る相手だけが中身を見られて、途中で預かる会社にはカギがかからず開けない——そんな仕組みのことです。公式のプライバシーポリシーには、次のように書かれています。
- 会社がそのまま読める形で持つのは「名前(ユーザー名)」くらいで、写真・動画は暗号化して保存する。
- あなたのデータを、広告・マーケティング・AIの学習などには使わない。
- 個人情報を売らない。ほかの会社に渡すのは、本人の同意があるときや、法律で求められたときなどに限る。
もちろん「どんな方法でも100%安全とは言い切れない」という注意書きもあります(これはどのアプリでも同じです)。それでも無料アプリとしては、かなりていねいに配慮されている方だと言えます。
位置情報は勝手に共有される?
setlogは位置情報(GPS)そのものを使いません。気をつけたいのは、むしろ「動画に映り込む場所」の方です。
そもそもsetlogは、アプリを使うのに位置情報(GPS)の許可を求めません。公式のプライバシーポリシーを見ても、アプリがあなたの位置を自動で取得して友達に知らせる、という作りにはなっていません(アプリ内でスクショが相手に通知される、という機能も今のところ確認されていません)。ですから、位置がひとりでに友達へ知られてしまう心配は、基本的にありません。
それよりも現実的に気をつけたいのが、動画の背景です。自宅・最寄り駅・通学路・制服などが映り込むと、そこから生活エリアが推測されることがあります。毎日の投稿が積み重なると、行動のパターンも見えてきます。撮る場所や背景に少し気を配り、個人が特定されそうなものが写り込むときは撮り直すと安心です。
立場別に見る:どんなときにリスクが生じる?
リスクは「誰の・どの操作か」で変わります。立場を分けて整理します。
- 送る(投稿する)側:投稿先の「ログ」を取り違えると、意図しないグループ全員に届きます。投稿前に共有先を毎回確認しましょう。通知が来た瞬間にトイレ・入浴・着替え中など私的な状況にいることもあります。反射的に撮らないのが安全です。
- グループのメンバー側:クローズドでも、メンバーがスクショ・画面録画・別のスマホでの撮影をすれば、外部に持ち出せます。「身内だから」と油断しないことが大切です。
- 招待する側:招待コード(6桁)はLINEやDMなど相手が特定できる経路だけで共有します。SNSに貼ると知らない人が入れてしまいます。
- 保護者・未成年:年齢制限は13歳以上ですが、年齢確認は自己申告です。お子さんが使う場合は、トイレ・浴室に持ち込まない/背景に個人情報を映さないといった具体的な声かけが有効です。「限定版」「裏アプリ」などのリンクや偽アプリにも注意してください。
最初にやっておきたい安全設定5つ
- まずはソロ(1人)モードで始める:使い方に慣れてから共有を始めると誤操作を防げます。
- 投稿先のログを毎回確認する:共有先の取り違えを防ぎます。
- 招待コードは信頼できる経路だけで共有:不特定多数に広げない。
- 撮る前に背景をチェックする:自宅の住所や最寄り駅など、場所が特定できるものが映り込んでいないかを確認する。
- iCloud・Googleフォトの自動同期を確認:意図せぬ同期・共有を防ぎます。

この6桁の招待コードを知っていれば誰でも参加できます。SNSに貼らないよう注意しましょう

自分が参加する時も、不確かな招待コードは入れないように注意しましょう
よくある質問(FAQ)
Q. スクリーンショットを撮ると相手に通知されますか?
A. 現時点で、スクショを撮ったことが相手に通知される機能は確認されていません。ただし、仲間内でも無断で保存・転載するのはトラブルのもとです。相手の気持ちを考えて扱いましょう。
Q. 知らない人に動画を見られることはありますか?
A. 招待制のため、基本的には招待した相手だけが見られます。逆に言えば、招待コード(6桁)の管理がいちばん大切です。信頼できる相手にだけ、LINEやDMなど特定できる経路で伝えてください。
Q. これまでに情報漏えい事故は起きていますか?
A. 今のところ、大きな情報漏れが起きたという話は出ていません。ただし新しいサービスなので、利用規約・プライバシーポリシーの最新版を確認しておくと安心です。
Q. どこの国のアプリですか?運営は信頼できますか?
A. ニューヨークとソウルに拠点を置く「New Chat Inc.」という会社です。韓国で先に広まったため「韓国発」と呼ばれます。写真・動画は韓国、名前は米国のサーバーに暗号化して保存され、会社は中身を見られない仕組みだと公式に説明されています。
Q. 子どもに使わせても大丈夫ですか?
A. 年齢制限は13歳以上ですが、確認は自己申告です。お子さんが使う場合は「トイレ・浴室に持ち込まない」「背景に個人情報を映さない」など、具体的な声かけをしてあげると安心です。偽アプリや「裏アプリ」への誘導にも注意してください。
まとめ
「危険」という言葉で検索すると、それだけで身構えてしまいますよね。でもsetlogは、仕組みを知って最初のひと手間さえかけておけば、必要以上に怖がらなくていいアプリです。
大切なのはたった2つ——「誰に見せるか」を毎回意識することと、最初に自動同期の設定と招待コードの扱いを整えておくこと。それだけで、安心して“ありのままの毎日”を残していけます。
新しいものに触れるとき、少し慎重になれる人ほど、実は上手に付き合えます。不安を感じたら、投稿前にひと呼吸おいて背景をたしかめる——その小さな習慣が、あなたと大切な人の毎日を、そっと守ってくれますよ。
