日本人の3人に1人は「頭痛もち」と言われるように、普段の日常生活で、頭痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 頭痛の原因は、人によって様々ですが、3人1人が経験していると言われる、天気(気圧)の変化によって起きる頭痛・肩こりなどを、気圧の変化を予測して、頭痛対策ができるアプリ「頭痛ーる(ずつーる)」を使って解消できるのかを、実際試してみましたので、ご紹介いたします。
頭痛の原因
はじめに、頭痛・片頭痛が起きる原因について、下記、参考リンクのサイトから引用させていただき、まとめてみました。
日常生活で起きる代表的な頭痛には、「1. 緊張型頭痛」と「2. 片頭痛」という2種類があり、下のような原因で症状が起きるようです。
※この他にも、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を起こすことが原因の群発頭痛や、ほかの病気が原因で起きる頭痛など、原因は人によって様々ですので、気になる方は、必ず医師に診てもらいましょう。
1. | 緊張型頭痛 |
---|---|
原因 | 精神的なストレスや、長時間のデスクワークなどで同じ姿勢を続けた場合など |
メカニズム | 血流が悪くなり、頭や首の筋肉が緊張し、周囲の神経が刺激されて痛みが起きる |
症状 | 頭が締め付けられるような痛み |
2. | 片頭痛 |
---|---|
原因 | 寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、ストレスからの開放など |
メカニズム | 血管が拡張し、周囲の神経が刺激され炎症を起こし、さらに血管が拡張して痛みが起きる |
症状 | ズキンズキンと波打つような痛み |
私の場合は、2に近い症状の頭痛でした。
頭痛と天気の関係
私の場合は、日常的に、”原因が分からない頭痛”で悩んでいましたが、なんとなく”天気が下り坂になってきた日”や、”晴れが続いた後に、急に曇や雨に変わる日”などに、特に症状が出やすいことは感じていました。
そんな時に、私と同じような症状を紹介していたテレビ番組を、たまたま見たのです。その番組とは、みなさんご存知のNHK「ためしてガッテン」です。
2015年1月21日放送「天気が悪いと痛み出す 肩こり頭痛関節痛古傷大解消SP」からの引用も含めて、頭痛と天気の関係について、ご紹介いたします。
3人に1人が経験している天気痛
「天気痛」とは、天気の影響で、頭痛や肩こり、神経痛などの「持病」、骨折や手術後のキズなどの「古傷」などに痛みが発生する現象のことで、日本人の3人に1人が天気痛を経験していると言われています。急に雨になったり、雪が降りだす1週間前ぐらいから痛みが始まる、といったように、「天気の影響」→「急な気圧の変化」が、頭痛などの天気痛に影響しています。
気圧の変化が引き起こす頭痛
急に気圧が変化すると、耳の奥にある内耳の気圧センサー細胞が興奮しはじめ、リンパ液に波が起きます→体を動かしていないのにも関わらず、体を動かしたような情報が脳に送られ、脳が混乱→そのストレスが、交感神経を興奮させ、繋がっている痛覚神経も刺激されるため、持病や古傷などが痛みだすということです。また、交感神経が血管を圧迫することで血流が悪くなり、周りの神経を刺激して、頭痛を引き起こすということです。
また、低気圧の日には血圧が下がる傾向にあり、それによって血流の流れが変化し、血管がストレスを受けて拡張し、周りの神経を刺激して、頭痛を引き起こすということで、片頭痛とメカニズムが似ているのです。
まとめると、
急な気圧の変化→特に低気圧の日に→頭痛が起きやすい
ということのようです。
対処するには?
では、対処するにはどうすればいいのでしょうか? ためしてガッテンで紹介されていた方法は、ズバリ、痛みが発生する前の予兆を感じた時に、乗りもの酔い止め薬を飲むでした。酔い止め薬には、内耳にある神経を鎮める働きがあるので、効果的ということです。
ただし、”痛みが発生する前の予兆を感じた時”というのが、なかなか日常生活の中でケアするのは難しいのではないでしょうか? ※番組内では、天気と一緒に日記をつける方法が紹介されていました。
そこで、”痛みが発生する前の予兆を感じる”→”事前に急な気圧の変化を知る”→それができれば。。。 そうです、アプリでできるんです。
天気痛・気象病対策アプリ 頭痛-る
「頭痛ーる」は、気圧の変化を予測して、頭痛・天気痛対策ができるアプリです。iPhone、Androidに対応しています。
iOS 頭痛ーる
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android 頭痛ーる
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このように、6日先までの気圧変化のグラフが表示され、「注意」「警戒」など、分かりやすく気圧の変化を確認することができます。※以下は、iPhoneアプリの画面ですが、Androidも基本操作は同じです。
また、とても便利な機能として、頭痛が起きるような気圧低下が予測された場合に、事前にプッシュ通知で知らせてくれる機能があります。まさに、”痛みが発生する前の予兆を感じる”→”事前に急な気圧の変化を知る” ことができる機能です。
Android のプッシュ通知の例
その他にも、全国主要都市の気圧予報をチェックできたり、痛みと薬の服用の記録をつけることができる「痛みノート」などの機能があります。
早速、私も「頭痛ーる」アプリを使い、事前に急な気圧の変化を知り、薬を服用することで、頭痛を治すことができるのか、試してみました。
1か月半やってみた結果
結論から言うと、急な気圧の変化の時に起きていた頭痛は、、、ほとんど、起きませんでした!(気持ちの問題かもしれませんが、ほとんど、痛みを感じませんでした)
何度か、アプリで爆弾マークの「警戒」がありましたが、事前に知ることができたことや、プッシュ通知があったおかげで、これまで、頭痛が起きてから飲んでいた頭痛薬を、事前に飲むことで、その後の頭痛は起きませんでした。
ただし、実際続けていくと、”「頭痛ーる」を使って、頭痛の予防しよう!”と強く思っている時は、しっかり対処ができましたが、毎日のように送られてくる大量のプッシュ通知で見逃してしまったり、若干そういう気持ちが薄くなっていると、対処を怠って、後で”確かに通知が来てた…”といったこともありました。
振り返ってみると
これまでとの違いは、”よく分からなかった”気圧の変化を目でみることができ、事前に低気圧を知ることができた点と、事前に薬を飲むという点が大きな違いでした。※頭痛が起きる前に頭痛薬を飲むというのは、当然ですが、これまで一度もありませんでした。
ただ、頭痛が、ほとんど起きなかった要因として、事前に知ることができた点も大きかったかもしれません。
ご存知の方も多いと思いますが、もともと脳には「脳内麻薬」という痛みを抑える物質があり、ストレスを軽減し、脳の痛みを抑える働きを活性化させることで、鎮痛効果が高まると言われています。私の場合も、これまで”よく分からなかった”気圧の変化が、”分かるようになった”ことや、事前に低気圧を知ることができたことで、準備ができ、ストレスが軽減された結果、痛みを抑えることができたのかもしれません。(※あくまで個人の感想です)
まとめ
いかがだったでしょうか? 気圧の変化を予測して、頭痛・天気痛対策ができるアプリ「頭痛ーる」を使って、頭痛・片頭痛が解消できるのか、を試してみた結果をご紹介いたしました。
頭痛の原因は、人によって様々ですので、私も同じような症状かも?という方は、「頭痛ーる」で気圧の変化をチェックしてみてはいかがでしょうか?
↓参考まで ※薬の服用については、副作用や他の薬との飲み合わせもあるため、医師に相談の上、服用してください。
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